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お宝の絵本。あみものライオン。

今週は、今年最後の小学校での絵本読み聞かせ当番でした。あっという間に、師走半ばになりましたねー⛄

それでも子供達は元気で、おそらく気温4度位の校庭で、半袖体操服姿でした!すごーい!若いって素晴らしい!(笑)

そんな子供達から元気を貰える、ありがたい時間を過ごしています。

息子が小学生だった時に、古本市で見つけた絵本があります。私にとってお宝の絵本なんですが、「あみものライオン」🦁

これを読みました。

あみものライオン

上野紀子さんの、優しい挿絵が好きで、人気のねずみくんシリーズなど、何冊か持っていますが、古本市で見つけてびっくり!

私が高校生だった頃に、初版だったんですね。絵本との出会いも、ご縁と思います❤

サイズが今時の絵本とは違っていまして、やや細長です。

集中する子供達。あみものライオンは、大人も楽しめます。

絵がやや淡めではありますが、ゆっくり進むお話で、子供達はじっくり集中してくれました。

息子が小学生だった時も、確か全クラスに読んだ本です。

一人で寂しい女の子の前に、何故か編み物をしているライオンさんが現れます🦁

そして、ライオンは編み物をずっとやめないんですが、段々仲間が増えて、みんな一緒になって、女の子の部屋で遊ぶことになります。

編み物をしているライオンさんは、みんなから何を編んでるの?と聞かれても、答えは一つ。

「ひみつ、ひみつ」

謎は深まるばかりです。

遊び疲れたみんなは、女の子の部屋のタンスをベッドに休みます。それでも、ライオンさんだけは編み物をしています。

翌朝。みんなの姿が見えません、そして、タンスの一番下には…。

このラストに、私はかなり感動しました。ライオンさんが編んでいたものがわかります。

ネタバレはしませんが、これは大人もほっこり楽しめる絵本だと思いますね☺

ライオンさんは誰かな?とか、後半、字の大きさが変わる箇所はなんでかな?とか。

全てが物語。読み聞かせは、本当に楽しく面白い。

絵本のステキなところは、お話と挿絵、そして裏表紙も、全て物語だというところかなと思います。

表紙から、物語が始まっているんですよね。

本それ自体が一つの作品で、子供達が読むものは、それはそれは丁寧に考えられているでしょうから、大人が読んでも感動したりするものです。

それを私達は読んで見せるだけなんですが、読み手によって、雰囲気が変わったりもします。

他のお母様が読まれるのを聞くことがありますが、同じ話でも、声が変わったら、また違うものを感じたり。

それから、聞いてるお子さん達がいるので、そのお子さん達によって、場の雰囲気が変わることもありますねー。

ですから、読み聞かせって、毎回違って面白いって思います😊

この「あみものライオン」は、何回も読んできた絵本ですが、きっと一人ひとり、感じることは違うんでしょうね。

先日は、男の子達に、歩く花が一番ウケていました(笑)高学年なら、また違う反応になると思います。

感動で、涙あふれて。素敵なお子さんに感謝。

この読んだ日の夕方に、感動したことがありまして。

用事を済ませて、下校時間に通学路を歩いていましたら、一人の女の子がそばに来て、「今朝は絵本を読んでくれて、ありがとうございました!」と、元気よく言われました。

びっくりと感動で、しばし(T-T )( T-T)ウルウル

実は前に同じことがありまして、今年度2回目なんです。

素敵なお子さん達がいます。大人の私が、素晴らしい体験をさせていただきました。

年齢も立場も関係なく、いろんなことから学びがあるものですね。素敵なことを教えられた気がしました。本当に嬉しいです❤

次は、新年一月にお当番です。冬に読みたいお話が、いっぱいあります。

足を怪我していますが^^; 冬休みにまた、図書館に行けたらいいなと思っています。

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