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宮沢賢治の作品「よだかの星」をモチーフにして、作品を作ってみました。

3回目の応募になりました、岩手県盛岡市のアートショップ彩画堂さんでの公募展であります、「ミニアチュールzero2018」の審査が終わったようです。

残念ながら私の作品は受賞はしませんでしたが、作りたい絵を描けたかなと思う作品になりました😊

題名は、「耀け」です。

今回は、抽象画になりました。

耀け

写真を見てお分かりと思いますが、鳥が羽ばたいて空に向かっていく姿を、羊毛フェルトや糸、つまみ細工、スワロフスキーなどを使いながら描きました。

作る前から頭にあったのが、宮沢賢治の作品「よだかの星」でした。

以前、宮沢賢治アートストリートに作品を出した際にも、「よだかの星」を羊毛フェルトで描いたことがありましたが、そちらとは関係なく、初めからアイデアを練ってみました✍🏽

実際のよだかの写真を見たり、習性などを調べてみると、物語にあるようにくちばしが大きくて、体の色は白が混ざった茶色、足は小さくて弱そうです。

顔は髭がついているのが特徴で、瞳は大きいですね。

一番印象に残っているのは、よだかが太陽を目指していくうちに、飛んでは落ち、飛んでは落ちを繰り返し、最後は自ら青白く光りながら星になったというシーンでした。

そこを何度も読みながら、これはどんな意味だろう?とか、よだかは何を考えていたんだろうと思いながら、ずっと絵の案を練っていました。

よだかは最後に、自ら光りながら星になったんだなと思い、そんな意味を表す「耀く」の文字が思い浮かびました💡

そこで題名を、「耀け」に決めました。

何故命令形にしたかというと、それは自分への思いや、いろんなものへの願いがありました。

バックは、このブルーにすることはすぐに決まって、羽ばたく姿をどうするか悩みましたが、羽根を広げた姿で、画面に大きく描きたかったので、体には光沢のある橙の羊毛を、羽根には、光る素材が入った糸を刺し付けました。

瞳や体の周りには、光るスワロフスキーを使いましたが、それは星のようだったり、涙のようだったり🌟💧

耀け スワロフスキー

色が限られた羊毛だけで、星や光る様子を描くのは難しいかなと思いましたが、今考えてみると、みな羊毛で表現した方が良かったのかな?と。

そこは、表現力なんだろうなと思いました。

体の上に置いた糸は、物語に出てくるカシオペア座の形にしました。

よだかが最後に見ていたであろう、星座です⭐

星になったというよだかに重ね合わせて、糸とスワロフスキーを乗せました。

耀け カシオペア座

前回同様、キャンバスに作った羊毛シートを乗せましたが、シートを乗せることを考えたら、ベニヤ板を使った方が良かったですね。

絵は画用紙にしか描いたことがないんですが、ベニヤ板かキャンバスに描かないとならないのは決まっていたので、絵を描く手法も勉強したいです👩🏽‍🎓

今のところ私自身は、展示会を見に行く予定は無いのですが、皆さんの作品を直に見てみたいですねー。

絵の展示会を見るのは好きなんです❤

展示会の思い出。印象に残っているのは、レオナルド・ダ・ヴィンチと、東山魁夷。

私が子供の頃には、来ていた画家の展示会を見学しに行っていました。

その中で印象に残っているのが、レオナルド・ダ・ヴィンチ展と、東山魁夷展です。

モナリザの絵のことで、みなと盛り上がって話していたことが記憶にあります。

東山魁夷の作品は、展示会で初めて見ましたが、馬の絵が美しかったですね🐎

そして私が一番感動したのが、「月光」でした。

最初見た時は、月が描かれていないのに、なんで「月光」なのかなと思いながら見ていましたが、後からあれは、森を照らす光だけを描いていたんだなと気付きました💡

その美しさが、印象的でしたね。

いまでも、カレンダーの馬の絵を飾ったりしています。

ミニアチュールzero展の展示会は、7月16日から。

太宰府にある九州国立博物館では、「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」が開催されていますね。

ルノアール、マネ、モネ、セザンヌ、ゴッホなど、見てみたい作品がたくさん展示されているようです。

機会があったら、出かけてみたいですね🏎

ミニアチュールzero展の受賞作品はまだ拝見してないので、これからが楽しみなんです。

展示会は7月16日から28日まで、彩画堂さんのS-SPACEで開催されます。

近くの友人が見に出かけてくれると話してくれて、ありがたいなと思っています😂

また近くになりましたら、詳細をお知らせ致します。

ミニアチュールzero展に応募した作品の題名は、耀け。思いを乗せて。でした⭐

良い一日を、お過ごしくださいませ🌞

いつも応援していただいて、ありがとうございます。m(_ _)m
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