概要
今年で777年の博多祇園山笠。熱気でいっぱいです。
7月になりますと、博多の町では、山笠がスタートします。
正確には博多祇園山笠と言いまして、国の重要無形民俗文化財のお祭りです。
山笠について詳しくは、こちらに引っ越してきてから知ったのですが、7月1日から神事が始まり、華やかな飾り山がお披露目になります。
7つの流れ(区域)で作ったヤマ(山車のことです)を15日の早朝に、博多の総鎮守である櫛田神社から舁き手の男衆が引いてタイムを競うという、珍しいお祭りです。
鎌倉時代から続いているお祭りだそうで、今年でなんと777年になるとのこと。
博多の町は、盛り上がっていますね。
1日に地下鉄に乗りましたら、電車が、山笠ジャックになっていました(笑)🚃🚃🚃
車体一面に山笠のポスター、車内の中吊り広告がみな山笠で。なぜか緊張しました💦
山笠の由来には諸説あるそうですが、鎌倉時代に疫病が流行っていた時に、お清めのために町に水を巻きながら回ったのが始まりと言われているそうです。
勢い水という水をかけるのは、それが由来だとか。
子ども神輿も、この時期にいろんな神社でありますが、見る際には気をつけないと濡れます(笑)
息子も何度か出ましたが、子どもたちの楽しみは、その後にもらえるおやつだったりします🍭
御神入れを初めて見ました。厳かな雰囲気に、気が引き締まります。
7月1日にはヤマに、御神入れと言って、櫛田神社の神職による神事がありますが、今年初めてその場を、たまたま見られまして💡
法被を着た男衆が集まっていました。
神様をヤマに入れる神事ですから、厳かな雰囲気でしたね。
その時からヤマは、神様の代わりになるそうです。
お汐井とりのスタートに出会いました。
また、1日にはお汐井とりといいまして、流れ毎に箱崎の砂浜に向かい、お清めの意味合いがある、波打ち際の砂を取るそうです。
そしてその浜の先にある筥崎宮にお参りして、さらに櫛田神社に参るのだとか⛩
私はたぶん、お汐井とりのスタートに出会ったようでしたね。
男衆が集まっているのはなんだろうと見ていましたら、皆で並んで、一斉に走っていきました。
話では聞いて知っていましたが、実際目の前で見ましたら、こちらも緊張しますね💦
神事に携わるのはみな男性なんですが、集まっている場所は熱気を感じました。
上川端通の八番山笠は、走る飾り山。毎年楽しみにしています。
1日に撮れましたヤマの写真を、何枚かご覧ください🖼
上川端通の八番山笠は、「走る飾り山」として、毎年、楽しみなヤマです。
この大きなヤマが街中を走るんですよね。
ヤマは美しいですねー。
これから15日早朝の追い山まで、いろんな行事があるわけですが、博多の街中のいろんな場所にヤマがあるので、また出かけた際には、写真を撮りたいと思っています📸
福岡に住むようになって、もう20年が過ぎましたが、知らないこと、見たことがないものは、結構あるものです。
歴史ある街ですから、出かける度に、何か発見していきたいですね😊
山笠が始まった夏。御神入れを初めて見て、気が引き締まりました。でした⭐
良い一日を、お過ごしくださいませ🌞