この時期にいつも開く絵本は、ビロードのうさぎ。
もうクリスマスは過ぎましたが、この時期にいつも開く絵本があります。それは、
「ビロードのうさぎ」マージェリィ・W・ビアンコ原作 酒井駒子 絵・抄訳 ブロンズ社なんです。
クリスマスプレゼントにぼうやがもらった、うさぎのぬいぐるみが主人公です🐇
ぼうやととても仲良しになって、一日中一緒に過ごす、うさぎさんなんです。
大切な宝物は、誰にでもあるもの。
子供には、かけがえのない宝物があったりしますよね。うちの孫の場合は、生まれてから体にかけていた、ガーゼが手離せないようでして💦
まるで、スヌーピーのお話に出てくる、ライナスみたいです🎃
それでもいつかは、卒業する日が来るんですよね。そう言えば子供達も、ぬいぐるみが好きでした。
私が子供の頃に大切にしていたのは、パンダのぬいぐるみでした。パンダが昔、ブームになった頃ですね🐼
高校生の時には、物置にしまってあったなーと記憶していますが、もう無いんでしょうね💧
このお話のうさぎさんとぼうやは、あそぶ時も、寝る時も、いつも一緒でした。
が、ある時。それができなくなる時がやってきます。そして、うさぎさんはどうなるのでしょう…。
この絵本には、寂しくなってしまうシーンもありますが、いろいろ考えるには良い、大人向けの絵本かもしれませんね🤵
酒井駒子さんの絵が大好きです。
私は酒井駒子さんの絵が大好きで、何冊か持っています。
小学校で、読み聞かせに使うことはあまり無かった絵本ですが、卒業が近い高学年でしたら、読んでもいいんじゃないかな?と思います。
読むたび変わる、感じ方。経験がなせること。
小さかった時のいろんな体験が、蘇えることがありますよね。
大人になってから、あ、あの時、もしかしたら、こうなっていたかもしれないなあと、感じ方が変わる時がありますが、年齢や経験で、ものの見方が変わるように、この絵本を読んでみると、そんなふうに感じることがあるかもしれませんね🌸
クリスマスがお話に出てくる絵本は、たくさんありますが、タイミングが合わないと、なかなか読み聞かせで読むことはなかったりします。
でも、例えば一人で過ごす夜に、美しい絵を見ながら読むのも、良いと思います🍷
私はクリスマスケーキを食べてから🍰 一人開いて見ていました。
何度も読んだはずなのに、なぜか、毎回感じることは変わっているような気がします。
これも年齢・経験・そして成長。それで感じる部分が、変わったのかもしれませんね。
私はこの一年間、何年か分とも思えるような、大きな経験をしてきました。その積み重ねが、見る目を変えたのかなあなんて思う、クリスマスでした🎄
図書館や本屋さんで見かけましたら、是非開いてみてくださいね。素敵な絵本ですよ。