ワークショップ歴
羊毛フェルトの創作活動をしていく中で、ワークショップの開催や、参加をしてきました。こちらは、2014年の履歴になります。
1.2014.1.30 羊毛刺繍マイタグ作り(雑貨屋スマイルボックス)
羊毛を使って、土台になる布などに模様をニードルで刺していくことを、「羊毛刺繍」といいます。
ニードルで羊毛を布などに刺すだけで模様が付けられるので、お子さんから出来ますね😊
この日のワークショップでは、バッグなどに付ける自分の目印になるようなタグを作っていただきたくて、土台には私が編んだ、丸い編み物を用意しました。
羊毛刺繍がどんなものか?を、体験していただきたいのがありました。
サンプルを用意しましたが、刺繍する柄は、皆さんに自由に選んでいただきました。
毛糸で編んだ土台は、同じウール素材ですから、羊毛を刺していくのにぴったりです。
カラフルな糸で編んだので、可愛らしいタグになるかなと、用意してみました。
作業風景を写真に撮りましたが、真ん中に羊毛を置いて、お好みで色を選んでいただきました。
この日は奇遇にも、参加された皆様、なんらかのハンドメイドをされていらっしゃる方でして。
迷わずに柄を決めている様子は、さすがだなと思いました。
ひつじちゃん柄が二つありますが、それぞれにオリジナリティがありますよね。
私が思い浮かばなかった柄を刺していらしたので、私にとって新鮮に感じる作品が沢山生まれました🎉
カップケーキの柄を刺した方もいらっしゃいましたが、色選びが素敵ですね。
それぞれの、世界に一つのマイタグが出来たかなと思います。
ハンドメイドについてのおしゃべりにも花が咲き、私も楽しみました。
2.2014.2.20 羊毛フェルトコースター作り(雑貨屋スマイルボックス)
羊毛フェルトのハンドメイドには、ニードルで形作るのと、水と洗剤を使って、シートやボールなどを作る作業があります。
この回では初めて、水フェルトの体験をしてみました。
コースターの形は正方形にしてシート羊毛に、お好みでメリノ羊毛を少しずつ重ねながら。
ビニールの手袋をはめて、洗剤を少し入れたお湯をかけながら、ゴシゴシ形作っていきました。
羊毛を乗せていく時に、毛糸を模様として置いていくと、作っているうちに模様が付いていきます。
水フェルトをする際にはお湯が必要ですが、会場の雑貨屋スマイルボックスさんが協力してくれまして、お湯を沢山用意していただきました。
私がサンプルに用意していたものは、シンプルな毛糸の模様でしたが、参加された皆様がハンドメイド作家さんでして、素敵な色の組み合わせを沢山拝見出来ました😊
色の組み合わせによっても、印象が変わりますね。
我が家には私が作ったコースターが何枚かありまして、飲み物を置くだけでなく、スマホやメガネ置きに使うこともあります。
四角い形だけですが、クッション性がある羊毛フェルトのコースターはいろいろ使えますね。
水を使うので、場所が限られたりしますが、楽しいワークショップでしたので、また開催してみたいですね。
3.2014.3.13 手乗りアニマルマスコット(雑貨屋スマイルボックス)
手のひらに乗るサイズの、アニマルマスコット作りをしました。
持っているだけで、ほっこり癒されるってありますねー❤
うさぎか、ハリネズミを作っていただくようにサンプルを用意しましたが、白うさぎちゃんと、何匹かのハリネズミちゃんが出来ました。
どちらも楕円の土台作りをしまして、うさぎちゃんは、白の羊毛を周りにチクチク。
お耳を作って付けて、可愛らしい赤いお目々になりました🐰
ハリネズミはまず、体の土台に別に作ったお顔を付けてから、お目々と鼻を付けます。
背中の針は、毛糸を針みたいにチクチクしていきました。
少し根気が要る作業ですが、無心になれて楽しいとおっしゃっていただけて嬉しかったです😊
同じサンプルを見ながら作っても、それぞれ違う表情になるところが面白いですね。
お目々や鼻の微妙な大きさや位置で、雰囲気が変わります。
サンプルにそっくりに作ってくださいとは話していないので、お顔は皆様のお好きなように作っていただきたいなと思っています。
それが私も、とても楽しみなんです😊
皆様が楽しく、羊毛フェルトの体験を出来るのが一番かなと思っています。
4.2014.4.6 博多阪急イベント、羊毛刺繍ブローチ(博多阪急)
前年も参加させていただきましたが、春休み中に開かれた、博多阪急さんのチャーミングステージでのハンドメイドイベントに参加させていただきました。
そちらでは日替わりで、いろんなジャンルの作家さんがワークショップを開くという一週間でして。
私は編んだ丸い土台に、お好きな模様を羊毛刺繍する、ブローチ作りを体験していただきました。
前年もそうでしたが、春休みということもあり、親子連れの方が沢山いらっしゃいました。
お子さんとのワークショップはどんな風に出来上がるか、拝見する楽しみがあります。
今回は緑色のうさぎさんが出来たり、親子さん、兄弟姉妹で参加して下さったりで、作業している間のおしゃべりも楽しみました。
羊毛フェルトのワークショップを開きますと毎回のように、興味はあるけれども、どうしたら良いかわからなかったというお話を伺います。
今は作り方を、ネットから動画で簡単に探せたりしますが、作る方それぞれのやり方がありますから、私は初めての方が楽しめたら良いなと思いまして、扱いやすい羊毛を持参した上で、皆様のペースで作っていただいています。
兄妹で参加されたお子さんを見ていて微笑ましかったのは、妹さんはやはり、お兄ちゃんが作るものに興味津々でしたね😊
二人で同じわんちゃんを作ってくれて、お母様は、お子さんが好きなうさぎさんを作られました。
作りながらの会話も弾みますね。
緑色のうさぎさんを作られたお子さんは、色のセレクトが早くてびっくりしました。
うさぎを緑色でって、なかなか思いつきませんが、好きな色だそうで、他に使う色も考えて選んだんだろうなと、見ていて感心しました。
土台は、私がかぎ針編みで丸く編んだものです。
毛糸で編んだものには、羊毛が絡みやすいのがあります。
周りに可愛らしい変わり糸で縁取りをして、華やかな感じになるように用意してみました。
後ろには、ブローチピンをボンドで付けました。
嬉しそうに持ち帰られる様子を拝見するのが、私の一番の楽しみですね😊
担当は二時間という時間でしたが、沢山の皆様に参加していただき、あっという間に過ぎた充実した時間になりました。
5.2014.5.20 小鳥マスコット(雑貨屋スマイルボックス)
小鳥のマスコットを販売するようになりましたら、興味を持って下さる皆様が沢山いらしたので、インコなどに代表される、小鳥マスコットのワークショップを開きました。
私がサンプルに作っていたのは、よく見かけるようなインコのストラップでしたが、オリジナリティ溢れる作品が沢山出来上がりました。
小鳥だけでなく鳥類は、本当にカラフルでいろんな形態がありますから、サンプルはありましたが、皆様のお好きなように色を選んでいただいて、見事に色合いが重ならない作品が出来ましたねー。
飼っていらっしゃる小鳥を作った方、パステル調の優しい感じの小鳥ちゃん、表情が可愛らしいインコちゃん、そしてびっくりしたのが、蝶みたいな羽根がついた小鳥でした🦋
小鳥に他の羽根をって、思いつきませんでしたねー。
華やかで、本当にどこかにいそうな気がしてきました。
好きな色で、好きな形に。
それをお手伝いする感じが、私が開いているワークショップです。
お顔はほとんど、お任せしますと話しています。
羊毛フェルトは刺し固めるコツをつかみましたら、あとは自由に作るのが楽しい作業ですから、毎回私が楽しんでいますね😋
その後あたりから、小鳥ブームなんだなと知りました。
小鳥に限ったイベントも、沢山見かけました。
街中で見かけた、名も知らない小鳥でも作ることは出来ますから、そんな楽しみをこれからもお伝え出来たらなと思っています。
6.2014.6.17 カエルマスコット(雑貨屋スマイルボックス)
小さなオレンジ色のカエルちゃんを作りました🐸
私が用意していたカエルちゃんは目をつぶったようにしましたが、今回はお目々ぱっちりの可愛らしい子も出来ましたよ。
こちらは、頭、体、手足と、動物さんを作る時の基本みたいなシンプルな形にしてみました。
体の部所を繋げるコツをお伝え出来たらなと思いまして、この形にしたんです。
ありがたく、こちらをリクエストいただく機会にもなりました。
手のひらサイズの小さなカエルちゃんなので、二時間以内で作れましたねー。
土台用の羊毛は使わないで、染色羊毛だけを使っています。
梅雨時になると読み聞かせで、カエルが主人公の絵本を読みますが、触ることは出来ませんけれども^^;
表情は愛らしいですね。
葉っぱの上にうずくまっている姿を見つけた時は、ガン見してしまいました(笑)
故郷では夜になると、カエルの合唱が聞こえていました🎶
昔は田んぼには必ずやいたカエルで、身近な存在でしたが、最近は見かけることは少なくなりましたね。
カエルの絵本を読むと、子供時代を思い出します。
今回はなぜオレンジ色にしたかといいますと、特に理由は無かったんですが(笑)
表情が楽しく、明るく作れるかなと選んだ色なんです。
水の中の生き物ですが、なんか、日向ぼっこをしているような。
梅雨時でしたから、そんな色遊びも良いですね。
7.2014.10.15 どんぐりマスコット(雑貨屋スマイルボックス)
秋になると、なぜか集めてしまう「どんぐり」ですね。
羊毛フェルトのマスコットでも、よくどんぐりを見かけます。
私のオリジナルは、どんぐりのかさ(正確にはカクト)をどうしようか悩むところから始まりましたが、かさの部分をカラフルにしたらどうかな?と思い、我が家にあった、いろんなグラデーションの毛糸を巻いて作ってみましたら。
どんぐりではなく、ミノムシ?(笑)という感じになりましたが、これが結構お気に入りになり、普通のどんぐりを逆さにしたような形が生まれました。
お目々をプラスチックアイで付けましたら、可愛いストラップになったので、これをワークショップで皆さんと作ることにしました。
皆さんと作ったら、いろんな形のどんぐりが生まれるものです。
ターバンを巻いたような、おすまし顔のどんぐりさん。
頭も体もあったかそうな、どんぐりさん☀
同じサンプルを見ながらでも、それぞれに個性的などんぐりさんが生まれるものですね。
ワークショップで、私が一番楽しみにしているところです。
土台は一緒に同じように作りますが、あとは、ある材料でお好みで作ってくださいといつも話していますので、どんな作品が出来るか楽しみなんですよね。
そうこうしているうちに、参加した方のオリジナルが出来上がります。
シンプルな形ですが、だからこそ、個性が出るのかもしれませんね。
秋になる頃には、毎年作りたくなるどんぐりさんです🍂
8.2014.11.20 雪だるまマスコットと、ひつじマスコット(雑貨屋スマイルボックス)
この日のワークショップは、冬の初め恒例の、雪だるまマスコット作りでした。
今回もサンプルを見ながら、鏡餅みたいな雪だるまを作って下さいました⛄
ほんのりピンクのほっぺが可愛らしいですね💓
お口が無いお顔ですが、優しい笑顔に見えます。
それから番外編で、これまで何度かワークショップに参加して下さった方が、雪だるまではないものを作りたいとのことで、土台に発泡スチロールの球体を持参されまして。
びっくりしました(笑)
その方は、粘土などで作品を作っていらした作家さんだったんですが、実は大きなひつじさんを作りたかったとのことで、急遽、ひつじさん作りもアドバイスさせていただきました🐑
私も発泡スチロールからマスコットを作ったことがなく、どうしたら一番作りやすいか悩みましたが、私が持参していた羊毛を使って、手際よく、肉付けをされていきました。
大きいひつじさんを二体作りたいとのことでしたので、その日は完成まではいかなくて、使われる羊毛をお渡ししました。
そして後日、出来上がったひつじさんのお写真を見せてくださいました。
体がまぁるい、可愛らしいひつじさんが二体出来上がっていました。
体は、丸めた羊毛をつけていったのでしょうね。
これは、根気が要る作業だっただろうなと思いました。
ふわふわで、柔らかな羊毛の雰囲気がわかるひつじさんになりましたねー。
作りたいものをおっしゃっていただけるのは、嬉しいものです🍎
作品を拝見しながら、私も勉強になりました。
9. 2014.12.9 ひつじマスコット(雑貨屋スマイルボックス)
私のひつじマスコットの定番になっていた、小さなひつじマスコットを作りました。
ひつじさんはキットを作っていたので、それから作っていただきました。
お客様からのリクエストで、体はピンク色で、角がついたひつじさんをとのお話がありましたので、私もチクチクしてみました。
このひつじさんは、グラデーションの毛糸を使いながら体に植毛していきます。
毎回新しい糸を染められる糸屋さんの毛糸を使っていたので、同じ糸でも、使う場所によって、体の色の具合が変わるのが面白いマスコットなんです。
芯が入っているのは脚だけで、長さが均等になるように作りましたら、四本足で立つひつじさんになります🐏
体の長さは、大体7~8センチくらいなので、どんな場所にも飾りやすいサイズですね。
白黒のひつじさん、カラフルなひつじさん。
どちらも同じ作り方で作れます。
キットを作った際には、ピンク系かイエロー系を選んでいただき、それに白黒のひつじさんをセットにしていました。
白黒のひつじさんは、アニメの影響もあってか、一番人気がありますね👆🏽
白黒のひつじさんの体には、ナチュラルな色の毛糸を使っています。
こちらの毛糸を体に巻きつけながらチクチク植毛していくんですが、毛糸をチクチクするだけで糸がねじれて、良い感じにふわふわになっていきます。
ですから巻く時には、わざと緩めに巻いて、5ミリおきくらいにチクチクします。
きつく巻いてしまうと、巻いているのがわかるように見えてしまうので、ゆっくりゆるゆる巻いていくのがコツです👌🏽
そんなことも、ワークショップでお伝え出来ることなので、やはり実際に一緒に作るって、大切な時間だなと思います。
まとめと、これからのワークショップについて。
この記事は2014年のワークショップの記録になりますが、2019年後半に入りまして、少しずつではありますが、イベントへの参加や、ワークショップの開催を行っております。
イベントへの参加やワークショップの開催は、私も勉強になることが多いものです。
私も自分でもっと勉強をして、パワーアップした(笑)ワークショップを開けるように、精進していきたいと思っています。
これからもどうか、よろしくお願いいたします。